会社設立の設立日を決める際に知っておきたいポイントと注意点

会社の設立日の決まり方と申請時の注意点

会社設立する際に設立日を自分で決めたいけど、そんなことができるのか疑問に感じる方も少なくありません。
また、会社の設立日を自分で決められるのなら、どのようにして決めたらいいのかを知りたいという方もいます。
そこで会社の設立日の決まり方や会社設立登記の申請時の注意点などを知っておくと、その答えが理解できます。

まず設立日の決まり方ですが、会社設立登記が完了した日と考えがちですが、実は会社設立登記を法務局に申請した日になるのです。
ですから、特定の日を設立日にしたいと希望する方は、この点に注意する必要がありますし、希望の日を設立日にするためには提出先に注意する必要もあるのです。
一般的に会社設立登記の申請先は、会社の本店所在地を管轄している法務局となっていますが、実は管轄の法務局が設立登記の申請を受け付けていないケースもあるのです。

例えば、横浜市は本局の横浜地方法務局なら設立登記の申請はできるのですが、管内の神奈川出張所や港北出張所では各種証明書の交付だけの対応となっています。
こうしたケースがあるので、対応外の出張所などに登記申請をすると、正しい申請先に改めて設立登記を申請し直さなければならないのです。
ですから設立登記を申請する際には、本店所在地の管轄法務局かどうかだけでなく、設立登記の申請事務をしている局がどこなのかを確認する必要もあります。

会社の設立日にできない日がある?

このように会社の設立日は、法務局に設立登記を申請した日となるので、法務局が対応していない日を設立日にすることはできないのです。
具体的には、土・日・祝日・12月29日〜1月3日の年末年始は休みなので設立日にできませんし、法務局の開庁時間で取扱時間内に申請する必要もあるのです。

また設立登記の申請方法には、窓口での申請・郵送での申請・オンラインでの申請という3つの方法があって、申請方法によるタイムラグがあります。
窓口で申請した場合の設立日は法務局に申請書を提出した日ですが、郵送で申請した場合の設立日は法務局に申請書が到着した日になるのです。
オンラインで申請した場合の設立日は、登記・供託オンライン申請システムから申請して申請先の登記所などにデータが受理された日です。
しかもオンラインであっても申請システムの利用時間が設定されていて、平日の8時30分〜21時までで17時15分以降はデータの受理は翌業務日になります。
また業務日でないとデータを受理することができないので、オンラインでの申請も土・日・祝日・年末年始の利用はできないのです。
このことから特定の日を設立日とする場合は、法務局の窓口に直接申請するのが確かと考えられます。

株式会社も合同会社も基本的には同じですが、合同会社は認証が必要ありません。
合同会社設立についてはこちら→合同会社設立は超カンタン?
建設業許可についてはこちら→建設業許可申請

設立日の決め方のポイントは?

特定の日を会社の設立日にしたいなど、設立日の決め方は人それぞれで異なりますが、節税や縁起が良い日というのに注目して設定する人は少なくないです。

資本金が1000万円未満の会社を新設すると、設立1期目と2期目の消費税が免除されるので、設立日と決算日をできる限り離すことで免税事業者のメリットを長く活用することができるのです。
例えば、会社の設立が1月で決算日を3月末日にした場合なら、会社の初年度は3ヶ月だけと短い期間になってしまいます。
一方4月に設立して決算日を3月末日にすると初年度は約1年間になって、免税のメリットを最大限に活かすことができるのです。
このような違いがあるので、自社の決算日を考慮した上で会社のメリットになる設立日にすることも考えると良いです。

それから会社設立する方の中には、世間一般に縁起が良いとされる日を選んで設立日にするケースも少なくないです。
具体的に縁起が良い日としては、末広がりを意味する八の文字は縁起が良い数字と考えられていて、8がつく日というのがあります。
また、大安・友引・仏滅などの六曜でお日柄が良い日を選ぶケースもあって、この日は大安なのでその日を会社の設立日にしようという方もいるのです。

会社設立日と六曜について

六曜を気にする人は少なくなってきていると言われていますが、結婚式場の予約を見ても分かるように、大安と仏滅は意識するケースは未だにあります。
そこで、この機会に会社設立日と六曜について理解しておくのもひとつの参考になると言えます。

先勝は午前中は吉で午後二時より六時までは凶と言われていますし、先負は午前中は凶で午後は吉と言われています。
赤口は午前11時ごろから午後1時ごろまで刻午の刻のみが吉でそれ以外は凶と考えられていて、友引は朝は吉・昼は凶・夕は大吉と言われています。
仏滅は仏も滅するような大凶日の意味があって、六曜の中で最も凶の日とされているため、結婚式を挙げる人は少ないです。
ただ、物滅として物が一旦滅び新たに物事が始まるという考え方もあって、大安よりも物事を始めるには良い日という解釈もあるのです。
大安は大いに安しの意味で六曜の中で最も吉の日とされていて、何事においても吉で成功しないことはない日と考えられています。